USAフィットネス最新情報 『IHRSA 2023サンディエゴ』から見えてくるフィットネスの“いま”と“これから”

FIA-NEWS5月号-トピックス記事より- (2023/5/12) 

USAフィットネス最新情報

 「IHRSA2023 サンディエゴ」 から見えてくるフィットネスの”いま”と”これから”


大工 大育
TSO International株式会社 

執行役員COO Sales Director


輿水
TSO International株式会社
執行役員 マーケティング&プロモーション部門
Marketing Director

聞き手◎松村 剛(一般社団法人 日本フィットネス産業協会 事務局長)

3月21、22日、米国サンディエゴで開催されたIHRSA2023コンベンション――。
今号では、現地を訪れたTSO International株式会社の大工氏と輿水氏のお二人に、
ポストコロナ期におけるフィットネスのグローバルマーケットやフィットネス施設の状況についてお伺いした。
TSO Internationalは、スポルテック等日本のビジネスを盛り上げ、世界とつながる展示会主催企業。
日本のフィットネス市場全体の、いわば“ポストコロナ創成期”の事業に役立つヒントを見いだすことができれば幸いである。

写真提供 TSO International株式会社

 

コロナはほぼ払拭するもサンディエゴの街は復活途上

松村 本日は、去る3月に米国サンディエゴで開催されたIHRSA2023コンベンション並びに米国のフィットネス施設を視察されるとともに、数多くの関係者の方々と情報共有を図られてきたお二人に、ポストコロナ期におけるフィットネスのグローバルマーケットの状況についてお伺いしたいと思っています。

 日本においては、5月8日、新型コロナウイルス感染症の扱いが2類から5類に移行され、ようやく本格的にポストコロナの経済活動が動き始めました。そこで、お二人のお話しの中から、フィットネス市場全体の事業の延伸に役立つヒントを一つでも多く見いだすことができたらと思っています。

 ではまず初めに、コンベンションの視察、施設視察、あるいはサンディエゴの街並みもいろいろと散策されたと思いますが、全体的に感じられた印象から教えてください。米国では昨年の6月にすでに制限が解除されており、3月の時点では約10ヶ月経っている状況です。フィットネス全体の中にはまだコロナ禍の後遺症が垣間見えるのか、あるいはもうすっかりコロナ前に戻ったような雰囲気なのか、いかがでしたか?

輿水 私は4年ぶりにサンディエゴを訪れましたが、空港では検疫もなく、コンベンション会場でも街中を歩いていても、マスクをしている人はほぼ0。そういう意味では、パッと見、もうコロナは完全に抜けているというか、それはもう遠い過去の出来事になっているような印象さえ覚えたほどです。

 ただ、よくよく見ると、閉店してるお店も少なくなく、以前訪れたときよりも若干治安が悪そうだな、と。やはりその辺りはコロナの影響によって、失業率も上がっているという事情もあり、以前のサンンディゴと全く同じであるかというと、実際にはそうでもなかったというのが現状ではないかと思います。

大工 私もまだ多少の後遺症というのか、爪跡のようなものが残っているのではないかというふうに感じました。まさに直感として……。というのは、 マスク自体は皆さんしていない一方で、ビジネス的なところでいうと、ダウンタウンに活気が戻っているとはなかなかいいがたかったかな、と。

 ただ、ホテルはすごく高くて、モーテルとさほど変わらないようなところでさえ、1泊2万5000円もしたのには驚きました。一体、何が起こってるのかなって。おそらく、インフレというのも多分に影響してるのではないか。そして、それがイコール失業率に結びついて、ビジネスはまだまだ完全復活に至っていないのではないか、と。それに対して、消費者のほうも支出を抑えてしまうことによって、全体的な経済循環も勢いが削がれたままの状態から脱却できていないのではないかという印象を受けました。

基本的にはマシンメーカーが主体。コロナ前に比べて大小間が減り、ややこじんまりした印象だった

 

IHRSAもまだ復活途上!?マシンを使ったアウトドアトレーニングも

松村 そのような環境の中、では、フィットネス産業はいまどういう状況にあって、今後どういった見通しが立つのかという点についておうかがいできればと思います。まず、IHRSA2023

コンベンションに参加され、また出展されていたベンダーの方々との情報交換などを通して把握されたフィットネスマーケットのトレンドについてお聞かせください。

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