一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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ウェルネスとリカバリーのメリット(前編)

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS6月号 HFAグローバルレポートより(2026/6/15)

 

ウェルネスとリカバリーのメリット(前編)

2つの異なる施設が、ホリスティックヘルスサービスで付加価値を高めています。

 

「いつか」ではなく「必ず」です。

大型ジムから高級ブランドまで、あらゆるタイプのフィットネス施設が、ウェルネスとリカバリーサービスが不可欠であることを認識しています。

シカゴで創業146年の伝説的な高級施設であろうと、アメリカ南部にある総合スポーツトレーニング施設、ファミリーフィットネス、武道施設であろうとその状況は変わりません。

シカゴのユニオンリーグとアーカンソー州フォートスミスのリバーバレーフィットネス&トレーニングセンターもその例です。

2号にわたって両施設がどのようにウェルネスとリカバリーのメリットを自社施設にもたらしているかをご紹介します。

 

 

創業146年のユニオンリーグ・オブ・シカゴは、貴重な美術品、高級宿泊施設、そして成長を続けるフィットネス&リカバリーセンターを提供しています。

 

シカゴのエリート社交クラブがウェルネスハブへと変貌を遂げた経緯

 長年にわたり、その名声を築き上げてきた施設があります。シカゴ・ユニオン・リーグ・クラブ(ULCC)は、約150年の歴史を経て、全米屈指の名門クラブとしての地位を確立しました。シカゴのサウスループ地区に位置するULCCは、プラチナ・クラブ・オブ・アメリカから5つ星の評価を受けた、中西部で唯一のクラブという栄誉を誇ります。

 1879年に設立されたULCCは、シカゴの歴史において長きにわたり高い地位を占めてきました。

 社交クラブとしての側面と市民団体としての側面を併せ持つこのエリートクラブには、163室の客室を備えた高級ホテル、3つのレストラン、そして3万平方フィートを超える会議スペースがあり、シカゴのビジネス、法律、慈善活動など、あらゆる分野の専門家が集まります。クラブが所蔵するプライベート・アート・コレクションは、中西部最大級の規模を誇り、「シカゴのもう一つの美術館」とも称されています。これは、世界有数の美術館として名高いシカゴ美術館に匹敵するものです。

 146年の歴史を経て、ULCCは創設者たちが想像もしなかったであろう姿へと変貌を遂げつつあります。

それは、本格的なウェルネス・デスティネーション(ウェルネスの目的地)としての地位です。クラブはここ数年、6階建てのフィットネスセンターに戦略的な投資を行い、筋力トレーニングエリアの拡張、充実したウェルネススイートの構築、そして多くのプライベートクラブが現在提供しているものをはるかに凌駕するリカバリー(回復)と長寿プログラムの基盤作りを進めてきました。

 この変革を牽引しているのは、クラブのフィットネス&ウェルネスディレクター、ジョシュ・ヴロンドラン氏です。ヴロンドラン氏は、22歳で最初のジムを開業し、全米各地の商業クラブでコンサルタントを務め、最終的にシカゴに定住するなど、様々な経歴を経てULCCに入社しました。ヘッドハンターからULCCの求人について連絡を受けた時、彼はクラブのことを全く知りませんでした。

「シカゴにいた友人に電話したんです」とヴロンドラン氏は当時を振り返ります。「彼はすぐに真剣に考えてくれました」

 ヴロンドラン氏は面接を受け、以来6年半にわたりULCCで勤務しています。この間、フィットネスセンターは、ほとんど変化のない従来の施設から、クラブで最も積極的に進化を遂げている施設のひとつへと変貌を遂げました。

「かつて会員の皆様はマッサージを贅沢品と考えていました。しかし今では、マッサージをリカバリー、つまり実際に身体を癒すものとして活用しています。収容人数は2倍以上に増えました」(ジョシュ・ヴロンドラン氏)

 

 

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