一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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ウェルネスとリカバリーのメリット(後編)

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS7月号 HFAグローバルレポートより(2026/7/21)

 

ウェルネスとリカバリーのメリット(後編)

 

「いつか」ではなく「必ず」です。

大型ジムから高級ブランドまで、あらゆるタイプのフィットネス施設が、

ウェルネスとリカバリーサービスが不可欠であることを認識しています。

シカゴで創業146年の伝説的な高級施設であろうと、アメリカ南部にある総合スポーツトレーニング施設、ファミリーフィットネス、武道施設であろうとその状況は変わりません。

シカゴのユニオンリーグとアーカンソー州フォートスミスのリバー・バレー・フィットネス&トレーニングセンターもその例です。

2号にわたって両施設がどのようにウェルネスとリカバリーのメリットを自社施設にもたらしているのかについて紹介する。

今回は、その後編です。

 

 

厳しいアーカンソー市場における好機

ールのトレーニング、ピッチング指導、スピード強化キャンプ、さらには4面のピックルボール・コートも完備されています。もちろん、ウェイトルーム、有酸素運動マシン、グループフィットネス・クラスなど、ジムに不可欠な設備も一通り揃っています。

しかし、ヒルマー氏がこアーカンソー州は、フィットネスビジネスにとって困難な市場であることが証明されています。特に、州最大の都市であるリトルロック(人口20万5,857人)以外の地域ではその傾向が顕著です。

 ユナイテッド・ヘルス・財団(United Health Foundation)による「2025年アメリカ・ヘルス・ランキング」において、アーカンソー州は総合的な健康指標で49位にランクインしており、ルイジアナ州より上位にあるだけの状況です。

 ジム通いが一般的な習慣となっている他の市場に比べ、ここでは人々にフィットネス施設へ足を運んでもらい、継続的に利用してもらうことがより困難なのです。

 アーカンソー州フォートスミス(人口9万600人)にある「リバー・バレー・フィットネス・アンド・トレーニング・センター(River Valley Fitness and Training Center)」のオーナー、ランディ・ヒルマー氏は、この現実を誰よりも深く理解しています。

「私たちは、全米でも健康状態が最悪な部類に入るアーカンソー州に拠点を置いています」と彼は語ります。「ですから、ここでは常に苦労が絶えません」

 リバー・バレー・フィットネス・アンド・トレーニング・センターは、フォートスミスの「セントラル・モール」内で運営されており、年中無休・24時間体制で営業しています。広さ10万平方フィート(約9,290平方メートル)を誇る同施設は、単なる一般的な多目的ジムにとどまりません。

 タンブリング(体操の一種)、レスリング、格闘技といった青少年向けプログラムに加え、野球やソフトボのクラブで目指している方向性こそが、競合他社との差別化を図り、ジム文化に馴染みのない人々を惹きつける要因となっています。

「他にはないものを提供したいと考えています」とヒルマー氏は言います。「他とは一線を画す存在でありたいのです」

 その差別化の鍵となるもの、それは「リカバリー(身体の回復・ケア)サービス」です。

「子どもから大人まで幅広い層に向けたアスレチック・トレーニングを提供していますが、そこにはリカバリーが不可欠です。多くの施設では、そうしたサービスまで提供できていません。ですから、これは私たちにとって大きな強みになると考えています」

 

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