IHRSAのアジア版ニュースレター「The Pulse」研究記事の紹介です。
先天性心臓疾患は、生まれつき心臓にいくつかの特徴的な体組成や機能的問題をかかえている。
先天性の心臓疾患に対して、適度なエクササイズは勧められるべきかどうかについては、まだあまり実証例が
ない。“International Journal of Cardiology誌”はこの疾患を有する患者に対してエクササイズプログラムを提供することに関する研究文献を掲載した。
結果は、621名の被験者から収集した31件の結果項目からのデータを含むもので、そのほとんどが週３回、12週にわたって行われたトレーニングセションから得られたもの。大半の結果項目において、体調、身体活動レベル、筋力等において意義深く、そしてもちろんポジティブな変化が確認された。同時に、悪しき影響を及ぼしたという研究結果は、何一つ報告されなかった。
全体を通して、先天性心疾患を抱えた人にとって、エクササイズは安全で、良い結果をもたらすものであり、それは子供から若く元気な成人に至る幅広い年齢層にわたって共通していた。
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