健康インフラであるフィットネスの 地域ドミナント戦略

FIA-NEWS10月号  FIA×SPORTECセミナー報告3(2023/10/10)

【パネリスト】
笠原 盛泰 氏  アイレクススポーツライフ(株) 代表取締役会長
西村 仁宏 氏  グンゼスポーツ(株) 代表取締役社長
古泉 有浩 氏 (株)フジ・スポーツ&フィットネス  代表取締役社長

【ファシリテーター】
(一社)日本フィットネス産業協会 事務局長 松村 剛

 

 高齢化が進む日本において、健康インフラであるフィットネスの役割は、国民だけで
なく行政からも大きな注目を集めている。

 今回のFIAセミナーでは、地域に密着し、ジムやスクール運営、ブティック型店舗等、
人々が集まるコミュニティを形成し、健康インフラの地域一番店としてさらに成長を
目指すための戦略を語っていただいた。

※FIA はSPORTEC(8月2~4日、東京会場:東京ビッグサイト 東1ホール)に特別協力団体として参画。4つの講座を提供した。今号で紹介するのは、その第3弾である。

松村 皆様、本日はお忙しい中、そしてお暑い中、 私ども日本フィットネス産業協会のセミナーに足をお運びいただきましてありがとうございます。これから90分間、『健康インフラであるフィットネスの地域ドミナント戦略』というテーマでセミナーを始めさせていただきます。
 現在は、コロナ禍によるダメージからの復興というプレステージから、いよいよ本格的な社会活動、そして経済活動に向けて進み始めているところではないでしょうか。一方、フィットネス産業は、エネルギーコストの高騰、コロナ禍以降に発生した多様な業態の急増による競合対応など、また新たな課題に向き合っている状況ではないかと思います。そういった環境下において、ある一定のエリアにおいてドミナント展開をするフィットネスクラブが、大手オペレーションチェーンクラブ、ロープライスかつコンビニエンスなジム、あるいはパーソナジムなどの競合がひしめく中で、どのように地域に根差した地場クラブとして受け継がれながら、かつ地域の健康づくりのインフラであり続けられるのか……。本セミナーでは、そのようなポイントでドミナント展開を基軸としたフィットネスクラブを運営されている企業、3社様にお集まりいただきました。この機会に、可能な限り具体的なお話をおうかがいできればと考えております。

それでは早速、自己紹介を兼ねて、会社のご紹介をしていただきたいと思います。それでは、アイレクススポーツライフ・笠原会長からよろしくお願いします。

記事を最後まで読むためには、会員ログインが必要です。

会員ログイン

※ 新規登録はFIA会員企業・団体所属の方に限ります。
※ 会員企業・団体所属の方は企業管理者様へお問合せもしくは、「新規アカウント登録はコチラ」をクリック。
※ ご自身の所属されている企業・団体が、FIAへ加盟しているか確認されたい方は
「正会員はコチラ」「賛助会員はコチラ」で検索いただけます。