FIA-NEWS8月号 ISSUEフィットネス関連ニュース (2023/8/17)
高齢者、趣味や運動も支援生活に彩り、全額自己負担
千葉県に住む男性Aさん(70)は1年ほど前から、自宅近くのフィットネスクラブで高齢者専門の運動プログラムに通い始めた。「まだまだ元気なつもりだが、足腰の衰えを自覚する機会が増えた。健康寿命をできるだけ延ばすためにも、定期的にきちんと運動した方がいいと考えた」と話す。
Aさんが通うのは、コナミスポーツが60歳以上を対象に運営している「OyZ(オイズ)運動スクール」だ。「足腰強化コース」と「脳活性化コース」があり、理学療法士やフィットネストレーナーが監修した高齢者でも無理なくできる運動メニューを1回60分こなす。初期費用は6600円で、週1回なら月会費が6050円から。全国50カ所以上のコナミスポーツクラブで実施している。
シニア層が健康で充実した生活を送れるようにすることを支援するサービスは増えている。介護事業を手がけるSOMPOケアは2022年3月、様々なニーズに応じてオーダーメードでサービスを提供する「いきガイド」を始めた。高齢者が日々の生活で困っていることや楽しみにしていること、やってみたいことなどの相談に応じ、プランを作成したり、外出にスタッフが付き添ったりする。
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