一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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Global Industry 2026 Market Trends(マーケットトレンド)

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS10月号 HFAグローバルレポートより(2026/10/15)

『2026年 Health & Fitness Association(HFA)グローバルレポート』は、世界各地の主要なヘルス・フィットネス市場の概要をまとめられたものです。

今号と次号にわたって、その主な部分を抜粋してご紹介します。

尚、本レポートでは、商業フィットネス業界の収益、施設数、総会員数などの主要指標を網羅し、2025年のデータに基づいた人口統計、政策、市場動向の概要を提示しています。

特記なき限り、本レポートは商業フィットネス業界を対象としています。
ホテル内のフィットネスセンター、企業内ウェルネス施設、子供専用ジムなどは対象外です。

著 ジム・シュマルツ(『Health & Fitness Business』誌 編集長)

翻訳 松村 剛

 

変動の激しい市場で成長を続ける、機敏なフィットネス業界

エネルギーショックやAIによる変革の波に揺さぶられる世界市場において、ヘルス・フィットネス業界は堅調な成長を維持しています。

 世界のヘルス・フィットネス業界は、市場の力や急速に変化する消費者のトレンドに迅速に対応する能力を発揮し、この1年間でその成長の勢いを維持しました。

 エネルギーショック、AIによる変革の拡大、関税への懸念、消費者マインドの低下、インフレの急伸、家計支出の削減といった課題を考えてみてください。

 こうした環境下で成長軌道を維持している業界は、その基盤がいかに強固であるかを証明していると言えます。

 本レポートで取り上げた各市場において、2025年も会員数、収益、施設数は概ね増加傾向にありましたが、その伸び率は地域や市場の成熟度によって大きく異なりました。この1年間、業界の動向を象徴する主なトピックは以下の通りです。

  • 投資家の姿勢は依然として強気ですが、選別的な動きも見られます。

 M&A(合併・買収)は堅調なペースで推移しました。特に「HVLP(高価値・低価格)」モデルのような実績のあるビジネスモデルへの関心が高まり、実績あるブランドのフランチャイズ展開に対する投資家の信頼も深まっています。

  • ●AIの導入とウェアラブルデバイスの活用が加速しています。

 運営業務や顧客向けサービス・コミュニケーションにおけるAI連携エコシステムの構築は、他業界と歩調を合わせる形で進んでいます。

 ウェアラブルデバイスは単なるアクティビティトラッカーから、睡眠、心臓の健康、ストレス、回復状況、その他の生体指標をモニタリングする、より包括的なヘルスプラットフォームへと進化を続けています。

  • ●GLP-1治療が大きなビジネスチャンスとして浮上しています。

 運営事業者はGLP-1製剤の利用者を受け入れるだけでなく、従来の医療従事者や遠隔医療企業と提携し、GLP-1処方へのアクセスを提供する動きを迅速に見せています。この傾向を強力に後押ししているのが、HFA(Health & Fitness Association)のホワイトペーパー『From Weight Loss to Lasting Value: Structured Exercise and the Economics of GLP-1 Therapy(減量から持続的な価値へ:体系的な運動とGLP-1療法の経済性)』です。

 同資料は、体系的な運動を組み合わせることで、GLP-1治療の持続可能性、臨床的有効性、そして経済的価値が高まることを示しています。

  • ●費用の負担感が懸念される中でもフィットネスへの支出は底堅く推移しています。

 消費者は裁量的支出(自由な支出)の削減を余儀なくされる場面が増えていますが、ジムの会員資格は維持する選択をしています。

  • ●低価格(バジェット)モデルが引き続き市場を席巻しています。

 投資家の意欲は依然として高く、EōS Fitnessは負債込みで推定15億米ドルで買収され、Crunch Fitnessは15億米ドル超の評価額で資本再編を行いました。

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