一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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米国のヘルス・クラブやスタジオ、 新プログラム「Service Ready」で 入隊予定者に無料メンバーシップを提供

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS8月号 HFAグローバルレポートより(2026/8/19)

 

米国のヘルス・クラブやスタジオ、新プログラム「Service Ready」で入隊予定者に無料メンバーシップを提供

 

HFA(Health & Fitness Association)加盟施設によるフィットネス業界の取り組みとして、

軍の基礎訓練に向かう米国人に対し、

無料での施設利用とトレーニング・サポートが提供されます。

今号では、このプログラムの概要について紹介したいと思います。

執筆:
Pamela Kufahl(パメラ・クファール:コミュニケーション担当シニア・ディレクター)

翻訳:松村 剛

軍の採用活動にも影響する健康状態の現実

米国のフィットネス業界は、「Service Ready(サービス・レディ)」と呼ばれるプログラムを通じて、軍の即応体制に関わる危機的状況にある米国を支援しようとしています。

 このプログラムは、入隊が確認された者に対し、基礎訓練開始までの数週間にわたりジムの無料利用と希望者へのコーチングを提供するものです。

 Health & Fitness Association(HFA)は先週、ワシントンD.C.で開催された「2026 HFA Fly-In and Advocacy Summit(政策提言サミット)」において、この取り組みを発表しました。

 発表は、米国保健福祉省(HHS)の保健担当次官補兼公衆衛生局士官部隊(USPHS Commissioned Corps)局長であるブライアン・クリスティーン海軍少将(医学博士)による、昼食会での基調講演の直前に行われました。

「健康は国家の力の基盤です」とクリスティーン氏は基調講演で述べました。

「また、健康は即応体制に不可欠なものです。それは経済の活力や地域社会の回復力を支え、最終的には国の未来を形作るもの。しかし近年、史上最も強力で寛大、かつ繁栄する能力の高い国であるはずの我が国が、健康とウェルネスの面でつまずいています。」

 クリスティーン氏によると、肥満、2型糖尿病、心血管疾患といった慢性疾患の高い有病率が、米国の罹患率、死亡率、そして医療費増大の主な要因となっています。

 米国の子どもの約40%、成人の75%以上が少なくとも1つの慢性疾患を抱えており、慢性疾患を持つ子どもが約10%、成人が40%であった50年前と比較して、その割合は増加していると同氏は付け加えました。

 こうした国の健康状態は、軍の採用活動にも影響を及ぼしています。2018年の時点で、米国の若者の71%が入隊資格を満たしていませんでした。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、その主な理由の一つが過体重や肥満です。

 CDCのデータによると、軍への志願者の90%を占める17歳から24歳のアメリカ人のうち、現在、兵役に必要な身体活動量と体重の基準を両方満たしているのはわずか41%に過ぎません。

 また、HFA(Health & Fitness Association)が示したデータによれば、肥満が原因で年間5万2,000人以上の志願者が不適格とされています。さらに、筋骨格系の負傷も、軍全体の即応体制やコストの面で大きな負担となり続けています。

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