FIA令和6年新春の集い 第二部 賀詞交歓会
FIA-NEWS2月号 F I A 令和6 年新春の集い 第二部(2024/2/13)
FIA賀詞交歓会
第二部では、恒例の「賀詞交歓会」が開催された。
FIA加盟企業を核としたポストコロナ禍のフィットネス業界の商機のきっかけは、我々の周りにある。
大切な年の始まりに、業界関係企業間の交流の活性化を図ることで、有意義な情報の交流を再開させ、業界全体の成長を促す貴重な機会となった。
会場は立錐の余地もないほど。FIA正会員、賛助会員、加盟企業の各関係者約200名が参集し、フィットネス談議に大いに花を咲かせた。
🔵主催者挨拶
日本フィットネス産業協会の花房でございます。新年のご挨拶の前に、元日に起きました令和6年能登半島地震で被災された皆様、被害を受けたフィットネスクラブの皆様に、心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
コロナウイルス感染症が5類に引き下げられて、初めての新春を迎えました。コロナ禍の3年間、 加盟フィットネスクラブの皆様には厳しい経営環境の中、FIAの感染防止ガイドラインに従った施設運営にご協力いただきまして、あらためて御礼申し上げます。
日本に暮らす人々の運動習慣は、コロナ前にはまだまだ戻っていません。我々フィットネスクラブは人々の健康増進のためにコロナ前以上に運動の習慣化を推し進めたいと考えております。昨年の11月、厚生労働省の専門部会が健康づくりのために推奨される身体活動の目安となるガイド案を10年ぶりに改訂いたしました。成人では、1日60分以上の歩行と、 週2~3回の筋トレを健康づくりのために国は推奨しております。
我々FIAとしても運動の参加率向上のために昨年の夏より、「全国カラダ年齢測定フィットネス体力テスト」を加盟フィットネスクラブで実施をしております。
この体力テストは、スポーツ庁の新体力テストの6項目を測定いただき、すぐに自分の「カラダ年齢」が分かるというもの。自分のカラダ年齢を知ることによって、運動習慣から遠ざかってしまった方には運動の大切さを分かっていただく、一方、運動を継続していらっしゃる方にはそのまま継続することの大切さを分かっていただく。そういった機会にしていきたいと考えております。既に4,000人を超える方にこの体力テストを受けていただいておりますが、参加された皆様からは、「トレーニングのモチベーションが上がった」「測定に参加して満足している」「半年以内に再度測定を希望する」といった満足する声をほとんどの方からいただいております。
さらに、この活動に対しては、国、自治体、健康経営を進める企業等からも注目をいただいており、特に東京都からは、東京都が主催するスポーツ啓発イベントの会場に測定コーナーを設けていただいております。また、全国で2,800万人の被保険者のいる健康保険組合連合会からも年1回の 健康診断のように年1回の体力テストを行うことは非常に有意義ではないかということで、フィットネス体力テストとの連携の検討が始まっております。
が、しかし、FIA内部の受け入れ体制は、まだまだ圧倒的に足りておりません。ぜひとも、加盟クラブの皆さんの中で、まだフィットネス体力テストに参加されていないクラブの方は、積極的にご参加いただき、定期的な測定会実施を、ぜひよろしくお願いいたします。私は、人が生きていく上で必要な衣食住の次に大事なものは運動、すなわち体を動かすことだと思っております。このことが人々の運動習慣の向上はもとより、フィットネスクラブのさらなる活性化につながるものだと確信しております。
FIAは人々の健康の維持向上のための中心的な業界団体として、スポーツ健康産業推進議員連盟をはじめとする国、自治体、企業との連携をますます強化して新しい年も取り組んでまいります。
今年こそ、フィットネス参加率がコロナ前を大きく上回ることを 切に願いまして、私からの新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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