フィットネス施設における お客様対応に関する課題を考える
FIA-NEWS5月号 (2025/5/14)
フィットネス施設におけるお客様対応に関する課題を考える
FIAには各クラブ様から、お客様対応について様々な質問が寄せられます。
価値観や生活様式の多様化、高齢化などに起因し、その悩みの内容も多様です。
今回はそうしたお悩みの中から、タトゥー・LGBTといった、特にお問い合わせ件数の多い顧客対応の課題について考えてみたいと思います。
FIAでは、これらの課題について会員企業へのヒアリングを行いました。
実施したのは2016年と少し前となりますが、約10年近い時を経た今日においても、相変わらずお問い合わせが絶えることはありません。
2016年のヒアリングの集計と、自由記述でお寄せいただいたコメントは以下に掲載の通りで、既に2016年3月号FIAニュース等でご報告していますが、これらのデータをご紹介しながら、あらためて最近の事情と併せてお伝えしたいと思います。
タトゥーの扱いについて
FIAでは昨年来、2026年秋開催の愛知・名古屋アジア競技大会関係者向けのフィットネス施設利用についての調査・調整を行い、30社の加盟企業からヒアリングへの回答をいただきました。
海外からの競技者という点ではタトゥーを伴うことは想像に難くないところですが、一方では大半のクラブから共通して、タトゥーの拒絶または隠す条件という事項が示されました。
2016年の資料で示されたのは半数が拒絶、24%が隠す条件、公共施設では容認が8%でした。その時点における将来像では、「拒絶継続」「隠せばOK」「容認の方向」がそれぞれ25%という分布でした。
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