一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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CLUB FITNESS社 CEO エリック・シュライマン氏に聞く(後編)

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS4月号 HFAグローバルレポートより(2025/4/14)

 

CLUB FITNESS社CEO エリック・シュライマン氏に聞く(後編)

 

前号に引き続き、今回のグローバルレポートも、

1983年に米国のミズーリ州セントルイスで創設された大型のフィットネスクラブであるCLUB FITNESS社のCEO、エリック・シュライマン氏(Eric Schreimann)に対し、クラブビジネスインダストリー(CBI)誌がインタビューした記事をお伝えする。

よって、前回の記事にまだ目を通していただいていない方は本記事をお読みいただく前に、ぜひ前号から読み進めていただきたい。

翻訳:松村 剛

 

「私たちは、健康的なライフスタイルのために他のサービスを提供する専門家と提携することに全力を注いでいます」

 

人を第一に考える(後編)

CBI:あなたはHFAのアドボカシーミッション(問題や課題に対して、提言や働きかけを行うことで、解決や改革を目指す活動)の熱心な支持者であり、全米健康フィットネス連盟 (NHFA) の副会長でもあります。アドボカシー(※以下、フィットネスに関する擁護や支持と訳する)があなたにとってなぜそれほど重要なのか教えてください。

エリック・シュライマン:選出された一般的な役人は“自分たちが知っていない”ということ自体をそもそも知らないので、フィットネス業界について彼らに教育することが非常に重要です。私たちは人々がより健康になるのを助けるためにここにいます。よって選出された役人は、私たちが有権者や私たちが奉仕するコミュニティ全体にもたらす価値を十分に理解する必要があります。

 

CBI:より多くの運営者にアドボカシーに参加するよう促すとしたら、どのようなメッセージを送りますか。

エリック・シュライマン:ヘルスクラブ運営者としての私たちの活動と選出された役人の活動には、非常に多くの共通点があります。私たちはどちらも奉仕するコミュニティの管理者であるため、できる限り最善の方法で公衆に奉仕することに強い関心を持っています。選出された役人と協力できれば、双方にメリットがあります。そして、有権者にとってもメリットが生まれるのです。選出された役人と関係を築くことは双方向に機能します。彼らに業界について教えるだけでなく、彼らがどのように働いているかについての洞察を提供します。同じ言語を話すことを学ぶのです。

 選出された役人を招いてクラブを案内する機会があれば、彼らは喜んでくれます。それは、小規模ビジネスのサポートであれ、人々が健康的な生活を送れるように支援する取り組みであれ、彼らがコミュニティで有権者のために行っていることを共有する機会を与えてくれます。

 

CBI:フィットネス業界がヘルスケアのための連続体の一部として認識されるところまで来ていると思いますか?

エリック・シュライマン:まだ初期段階だと思います。ジムの運営者として、フィットネスが健康とウェルネス全体にいて果たす役割を促進することが重要です。もはやトレッドミルとバーベルだけではありません。また、リカバリー、ヘルシーな食など、全体的に健康な体を持つことも重要です。運動が精神衛生にもたらすメリットについても話すことが重要です。私たちは大きな進歩を遂げてきたと思いますが、一般の人々や地元の選出の公人に運動が日常生活にどれほど重要であるかを広め、啓発し続ける必要があります。

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