一般社団法人 日本フィットネス産業協会

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グループトレーニングが仲間を作り、 定着率を高める

ここに紹介するトピックスは、HFAとFIAの提携によりHFAがリリースしたレポートの一部を要約して紹介する、海外フィットネス関連情報です!

 

FIA-NEWS2月号 HFAグローバルレポートより(2025/2/13)

 

グループトレーニングが仲間をつくり、定着率を高める

 

Tribal(トライバル)「部族または種族」という言葉は、今日、グループ、政党、

または部族に対する強い忠誠心を意味する。

今回は、トライバルな観点から「グループトレーニングが仲間を作り、定着率を高める」ということについて考えてみよう。

 

翻訳:松村 剛

共通の目標とコミュニティ意識に基づいた環境を作ることで、メンバーの関心と意欲を維持できます。

Jon Feld(ジョン・フェルド)
2025 年 2 月 1 日

 

トライバルとは

 Tribal(トライバル)「部族または種族」という言葉はラテン語のtribusに由来し、長い歴史があります。聖書のテキスト、古代ローマの投票区分の定義、16世紀以降は血統や人種などの概念の説明に使われてきました。

 今日、この言葉はグループ、政党、または部族に対する強い忠誠心を意味します。トレーニングの観点から見ると、「部族」には2つの異なる一方で関連する意味があります。

 WARRIORインストラクターアカデミーのオーナーであるエレン・デ・ワードによると、トライバルグループトレーニングは標準的なグループトレーニングとは異なります。

「グループが強い忠誠心に基づいた部族のような性質を帯びると、家族のように、歴史、言語、文化を共有しながら独自のアイデンティティを形成します」

 標準的なグループトレーニングでは、メンバーが孤立することが多いと彼女は付け加えます。

 「しかし、トライバルなグループトレーニング体験では、メンバーは自分が極めて重要であると感じます。メンバーは他のメンバーと意味のある形でつながっていると感じます」

「メンバーはプログラムに対して誇りとオーナーシップを持ち、プログラムが成功することを望んでいます」

「メンバーは帰属しており、それを知っています」

 Orangetheory の最高執行責任者 J.J. Creegan(J.Jクリーガン) 氏も同意し、「強い帰属意識と共通の目的を育む環境です」と述べています。

 つまり、常に一緒にトレーニングし、ある程度の内部競争を伴いながらコミュニティの目標を目指すグループ、つまり部族グループは、メンバーとトレーナーが入れ替わる可能性のある標準的なグループトレーニングクラスよりもはるかに強い絆を生み出します。

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