FIA全国カラダ年齢測定ーフィットネス体力テストー【レポート15】

FIA-NEWS12月号 – レポート15記事より-（2024/12/17）

健康保険組合におけるフィットネス体力テスト活用に向けた取り組みがいよいよスタート！

　被保険者2900万人を擁する健康保険組合における健康増進の重要な取り組みとしてのフィットネス体力テストの活用に向けた試みが、いよいよスタートしました。

　すでに何度かご案内しております通り、健康保険組合連合会では加盟する企業健保組合での健康度の向上に向けた具体的な対応策として、フィットネス体力テストをスタート地点とした被保険者の運動習慣促進を図ることを推進して行くことになります。

　まずは2026年までの3年間の期間中に、健康保健組合の各都道府県支部において体験と説明の会を随時開催する計画です。実施にあたっては健康保険組合連合会の主導のもと、FIAとFIA加盟の正会員企業各社様と連携しての取り組みとなります。

　そして11月28日には、健康保険組合東京連合会による体験会がメガロス日比谷店様を皮切りに、ジェクサー上野店にて、そして大阪連合会様の体験会がティップネス京橋店、そして同じくティップネス天王寺店のお力添えのもとキックオフしました。

　体験会は、実際に体力測定を体験していただくこと、そしてこの新たな取り組みの狙いと体力測定の意義や仕組み、さらに今後のFIA加盟企業との連携についての説明という二部構成です。全体でおおよそ２時間半の中で、フィットネス体力テストの活用を起点とした各社社員とその家族の健康づくりの取り組みの流れと可能性をご理解いただきます。

　この取り組みの意義と成果を定着させるためには、単発の測定会に終わらせるのではなく、自身の体力の“現在地”を知り、日常での運動の継続を通して改善及び維持を図ること。そしてその経過を定期的な体力測定によって確認し、本質的に健康な状態を維持するということを各健保連都道府県支部、そして各企業健保組合の担当者の皆様に確信いただくことです。

　参加された各会場30名の方々は、今後の各企業での実装に向けての準備を進めていただくこととなります。

　この体験会、そしてその先の企業健保での体力テストの定期的実施と継続的な運動指導支援をご担当いただく正会員企業様にとっては、新たな収益事業に必ずつながるものと考えます。