フィットネス体力テストの活用事例と 指定管理事業への活用の可能性
FIA-NEWS11月号 (2024/11/15)
フィットネス体力テストの活用事例と指定管理事業への活用の可能性
FIAでは運動の大切さの理解を広める活動として、2023年8月よりFIA加盟企業に対して「全国カラダ年齢測定~フィットネス体力テスト~」のサービス提供を開始している。その後、約1年が経過した現在、各クラブではどのような活用の仕方をしているのか。
そこで今号では、事業委員会で実施されたヒアリング内容から、フィットネス体力テストを極めて有効に活用していただいている(株)グラン・スポール様における取り組みについてあらためて紹介させていただくとともに、フィットネス体力テストのポテンシャルを最大限に生かすべく、ミズノスポーツサービス(株)様が展望する公共運動施設における新たな可能性について紹介する。
(株)グラン・スポールの取り組み
フィットネス体力テストの活用事例
はじめに
現在、店舗における体力テストの実施においては、係る人員(人件費)や時間、スペースと実施の費用対効果という点で、各社捉え方は様々であり、まだまだ十分に活用されているとはいいがたい。そんな中、(株)グラン・スポール様においては、24時間ジムやチョコザップのような低価格の施設のみ提供型のビジネスの対極にある、しっかりと対人サービスと運動指導を価値提供することで、それに見合った会費をいただくというビジネスモデルを展開されている。そして、その価値の具体策として、フィットネス体力テストを極めて有効に活用いただいている。
そこで、活用の実際とベネフィットについてお話しいただいた内容を以下にまとめてみた。ぜひ、会員の皆様方と共有することで、体力テストの活用促進に生かしていただければ幸いである。
《出席者》
(株)グラン・スポール
専務取締役 佐々木 厚氏
統括マネージャー 江澤 尚徳氏
最大の目的は体力年齢の可視化
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