2024年度事業報告書
(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
一般社団法人日本フィットネス産業協会定款第1章第3条及び第4条の条項に基づく協会活動を展開した。
以下、主なる諸活動について報告する。
定款の定めに沿った2024年度事業計画に従い、以下に示す活動を行った。
- 【定款第1章第4条第1号関連事業】(公益事業)「フィットネス産業及び国民の健康に関する調査研究」
- 【定款第1章第4条第2号関連事業】(公益事業)「フィットネス産業及び国民の健康に関する研修会及びセミナーの開催」
- 【定款第1章第4条第3号関連事業】(公益事業)「フィットネス産業及び国民の健康に関する情報の収集及び提供」
- 【定款第1章第4条第4号関連事業】(公益事業)「フィットネス産業に関する消費者保護の推進」
- 【定款第1章第4条第5号関連事業】(公益事業)「フィットネス産業及び国民の健康に関する関連機関との連絡及び協調」
- 【定款第1章第4条第6号関連事業】(特別会計事業)「フィットネス産業従事者に対する技能検定試験及び関連事業の実施」
- 【定款第1章第4条第7号関連事業】(収益事業)「その他会員相互の情報の交換及び各社の繁栄に寄与する事業」
- 【定款第1章第4条第8号関連事業】(公益事業)「国民の健康増進に寄与することを目的としたキャンペーン及びイベントの開催」
- 【定款第1章第4条第9号関連事業】「その他本協会の目的を達成するために必要な事業」
【定款第1章第4条第1号関連事業】(公益事業)
「フィットネス産業及び国民の健康に関する調査研究」
フィットネス体力テスト事業において、測定者のデータ分析を行い、カラダ年齢と実年齢との相関関係については、スポーツクラブに所属して日常的に運動を実践する人は、所属していない層と比べて相対的に実年齢より、カラダ年齢が若い、また、運動習慣(頻度)が高い層ほど、実年齢と比較したカラダ年齢の若さの幅が広く、同時に運動習慣が低いほど、カラダ年齢の低下率が高い、など、体力レベルと健康状態や生活におけるQOLとの相関を導き出し、賀詞交歓会での発表やFIAニュースを通じた公表などにより、会員に共有を図った。
【定款第1章第4条第2号関連事業】(公益事業)
「フィットネス産業及び国民の健康に関する研修会及びセミナーの開催」
FIA支援による業界関連情報の提供を目的としたセミナーの開催
1.SPORTEC 2024(東京・福岡)への特別協力並びに主催セミナーの提供
SPORTEC実行委員会からの要請を受け「特別協力団体」としての名義使用を承認すると共に、専務理事並びに事務局長が実行委員として催事全般の企画・立案の段階から参画。
主に以下の役割を担った。
・正会員、賛助会員に対する展示会への出展募集の呼びかけ。
・FIAセミナー(講座)の提供及び、他のセミナーの企画・立案協力・講師の選定。
・開会式・レセプションパーティー等への参加、挨拶等の協力。
(1)SPORTEC2024:東京ビッグサイト 7月16日(火)~18日(木)
会期中来場数:7月16日11,227 名 17日13,354 名 18日13,030 名 合計 37,611 名
開会式テープカットにFIA花房会長出席、理事から原田理事(SPORTEC実行委員長)、手塚副会長・古屋理事(各SPORTEC実行委員)出席。
FIA提供(FIA×SPORTEC)セミナー3講座。
(A-2)FIAセミナー 7月16日13:00~14:30
フィットネスクラブのこれからの時代に対しての提言 参加者数:81名
【パネリスト】
望月 美佐緒氏 (株)ルネサンス 取締役副社長
本橋 恵美氏 (一社) Educate Movement Institute 代表理事
井上 トキ子氏 (一社)日本ソーシャルキャピタル協会 代表理事
【ファシリテーター】
笠原 盛泰氏 アイレクススポーツライフ(株) 代表取締役会長・FIA理事
(A-3)FIAトップセミナー 7月16日15:00~16:30
フィットネス産業これからのための新たな経営戦略を考える 参加者数:40名
【パネリスト】
岡部 智洋氏 (株)ティップネス 代表取締役社長
小林 利彦氏 野村不動産ライフ&スポーツ(株) 代表取締役社長 FIA副会長
山形 利一氏 (株)オークスべストフィットネス 代表取締役社長
【ファシリテーター】
松村 剛 (一社)日本フィットネス産業協会 事務局長
(A-9)FIAセミナー 7月18日15:00~16:30
支配人(現場責任者)が語るコロナダメージからの店舗業績回復について 参加者数:66名
【パネリスト】
佐々木 大斗 氏 アイレクススポーツライフ(株) アイレクススポーツクラブGRANDE 支配人
中曽根 有起 氏 (株)ルネサンス スポーツクラブ&スパルネサンス経堂 支配人
小島 佑基 氏 スポーツクラブNAS(株) スポーツクラブNAS東大宮店 支配人
【ファシリテーター】
韮沢 靖彦 (一社)日本フィットネス産業協会 FCM事務局統括マネージャー
(2)SPORTEC福岡:マリンメッセ福岡 12月17日(火)~19日(木)
来場者数17日1,362名 18日2,695名 19日1,876名 合計5,933名
FIAセミナー開催で協力
(A-1)FIAトップセミナー 12月18日11:00~12:30 参加者数:40名
フィットネス産業これからのための新たな経営戦略を考える
フィットネス産業の大きな波が起きる!マーケットが動く!
【パネリスト】
岡本 利治氏 (株)ルネサンス 代表取締役社長 FIA理事
小林 利彦氏 野村不動産ライフ&スポーツ(株) 代表取締役社長 FIA副会長
中森 勇樹氏 フィットイージー(株) 取締役副社長
【ファシリテーター】
吉田 正昭氏 (一社)日本フィットネス産業協会 専務理事
(A-4)FIAセミナー 12月19日(木)10:30~12:00 参加者数:22名
女性リーダーに聞く!これからのフィットネス業界の発展
【パネリスト】
鈴木 有加里氏 (株)ルネサンス 執行役員 アクティブエイジング部部長
本橋 恵美氏 (株) E.M.I. 代表取締役/(一社)Educate Movement Institute 代表理事
森山 暎子氏 (株)スタディオパラディソ 代表取締役
(一社)10分ランチフィットネス協会 代表理事
【ファシリテーター】
佐々木 剛氏 TSO International(株) 代表取締役社長
2. FIA主催セミナー等の開催
(1) 総会特別講演 参加者数:96名
2024年6月17日(月)
「健康保険組合の保健事業を取り巻く環境について」
~フィットネス体力テストへの期待~
講演者
健康保険組合連合会 参事(保健担当) 小松原 祐介氏
(2)「新春の集い」新春基調講演 参加者数:120名
2025年1月28日(火)
「急激に変化する社会の未来予想図」
講演者
前法務大臣 前スポーツ健康産業推進議員連盟事務局長 牧原 秀樹氏
3.地域拠点づくり活動
地方に於ける会員獲得と、広く健康サービス提供の質の向上・活性化を目的とした各地域フィットネス団体連携でのセミナー・啓発活動等。
(1)みちのくフィットネスクラブ協会(仙台市)
①開催日:2024年6月21日(金)
2024年度 みちのくフィットネスクラブ協会 総会参加
②開催日:2025年2月28日(金)
「みちのくフィットネスクラブ協会主催学生対象業界説明会」開催に伴い、FIAからはフィットネス業界の現状と魅力について解説する機会を得た。
【定款第1章第4条第3号関連事業】(公益事業)
「フィットネス産業及び国民の健康に関する情報の収集及び提供」
関係省庁、スポーツ関連団体、各種指導団体などとの連携・加盟・交流によりスポーツ・フィットネス・健康
ジャンルの政策・課題などについて情報収集を行った。
1.情報の提供
(1)会報『FIA NEWS』の発行
メール配信による会員向け新聞「FIAニュース」(月刊)を毎月発行。
特に、関連セミナーの抄録及びHFAから発信された海外情報を定期的に掲載した。
また、理事会議事内容は開催翌月に報告として掲載した。
(2)ホームページの改善及び活用
①トップページを含むホームページコンテンツを全面改訂した。
②正会員・賛助会員入会案内及び入会申請のホームページからの手続きの推進と定着が進んだ。
③トップページの加盟企業ロゴ表示および加盟施設検索におけるクラブロゴ表示を導入した。
以下、前年度に引き続き対応
④正会員基本調査・JASRAC関連手続きWEB更新システムの改善
正会員基本調査並びにJASRAC利用状況届け出事項のWEB上確認・変更手続きシステムの運用マニュアルの簡略化を進めた。
⑤FIA加盟企業施設認証制度・フィットネス体力テスト実施可能店舗の反映
FIA加盟企業施設認証施設及びフィットネス体力テスト実施可能施設を加盟施設検索へ確実に表示するよう啓発を進めた。
【定款第1章第4条第4号関連事業】(公益事業)
「フィットネス産業に関する消費者保護の推進」
消費者のクレーム対応(随時実施)
消費者及び消費者センター等関係機関からの要望・質問等に必要に応じて対応
加盟クラブ事案については当該担当者へ連絡すると共に、必要に応じて協会顧問弁護士との連携を図り、可能な範囲において問題解決のためのアドバイスを行った。
FIAニュースで事例を紹介することにより加盟クラブへの情報共有を図った。
【定款第1章第4条第5号関連事業】(公益事業)
「フィットネス産業及び国民の健康に関する関連機関との連絡及び協調」
1.国の要請に対する調整・実務及び広報
(1)特定サービス産業動態速報調査(月次)・経済センサス(5年毎)・経済構造調査(中間年)に対する加盟企業の協力
(2)経済産業省主管の次世代ヘルスケア産業協議会『新事業創出WG』検討委員会に委員として参加
(3)神奈川県が主管する中学校運動部活動の地域移行に関する検討会議への委員として参加
(4)経産省サービス標準化調査事業・サービス標準化分科会の委員として参加
2.音楽著作権管理団体との折衝
(1)JASRACとの連絡調整
音楽使用料算出データ収集(FIA正会員基本調査と一体化したJASRAC連携)について、作業手順周知の改善を行った。
(2)JASRAC以外の著作権管理団体からの要請対応
(株)NEXTONEからの音楽使用料交渉開始要請に対しNEXTONE・JASRAC間の調整を待つものとしたい旨伝達し、継続案件とした。
3.各種スポーツ関連団体との連絡及び協調
(1)(公社)スポーツ健康産業団体連合会への加盟及び理事の派出
健康日本21全国連絡協議会への加盟
(2)(一社)日本スイミングクラブ協会等、経営関連諸団体との情報交換
(3)(公財)健康・体力づくり事業財団、(公社)日本フィットネス協会、
(NPO)日本健康運動指導士会等 指導者団体との情報交換
(4)(公社)日本医師会 健康スポーツ医学委員会へ委員派出
医師会による「健康スポーツ医による健康寿命延伸貢献策検討会」である同委員会へ、フィットネス事業者団体の立場から参加
4.東京都との官民協働事業への参画
(1)スポーツドック等スポーツ普及イベントへの協力
東京都生活文化スポーツ局による市民向けの運動参加促進イベントである「スポーツドック」に前年度の「アーバンフィットネス」に引き続き、体力測定実践の場として測定会を開催した他、運動体験レッスンも加え企画・運営サポートとして参画した。都は継続行事として次年度へも定着を希望。
≪開催日・会場≫
実施日 | 主催者 | イベント名 | 会場(ブース出展場所) |
9月7・8日 | 東京都 | 東京スポーツドッグ2024 | 六本木ヒルズ |
10月5日 | 調布市 | BRANCH調布フェス | BRANCH調布 |
10月13日 | 小平市スポーツ協会 | 市民スポーツまつり | 小平市民総合体育館 |
10月13日 | 武蔵村山市 | いきいきわくわくスポーツ教室 | 武蔵村山市総合体育館 |
10月14日 | 文京区 | Bunkyo Sports Park 2024 | 文京スポーツセンター |
10月14日 | あきる野市 | スポーツフェスティバル | 秋川体育館 |
11月23・24日 | 東京都総務局人権部人権施策推進課 | ヒューマンライツ・フェスタ東京2024 | 東京国際フォーラム |
12月7日 | 羽村市 | はむらスポーツフェスティバル | S&Dスポーツアリーナ羽村 |
1月11・12日 | 東京都 | 東京都eスポーツフェスタ | 東京ビッグサイト |
(2)福祉保健局のピンクリボン啓発ポスターのクラブ宛て送付を支援
5. フィットネス事業に関する海外情報の収集と提供
Health&Fitness Associationとの協定に基づく情報の収集と発信
(1)Health&Fitness Association (ヘルスアンドフィットネスアソシエーション)とのパートナーシップ協定を継続した。
(2)配信される海外のフィットネス産業のトレンドに関する情報をFIAニュースを通して会員に共有した。
6. 愛知・名古屋アジア競技大会2026組織委員会依頼による調査・調整作業
同組織委員会依頼により、大会選手等のクラブ使用に協力可能な施設の調査・調整について、静岡県・愛知県・岐阜県・神戸市・堺市・江東区地域を対象として加盟企業へ呼び掛けを行い年度内に報告は終了した。以降も情報提供、加盟クラブ連携等、継続する。
【定款第1章第4条第6号関連事業】(特別会計事業)
「フィットネス産業従事者に対する技能検定試験及び関連事業の実施」
1.試験事業
(1)2024年度技能検定試験は2024年11月24日、全国12地域(札幌・仙台・金沢・東京・横浜・名古屋・大阪・岡山・広島・松山(愛媛)・福岡・那覇(沖縄)にて1級学科及び2-3級実施。
1級実技は2025年2月23日、東京・大阪にて実施。
(2)試験問題作成、査読、試験実施、採点、合否申請等の試験実施は大きな問題無く実施できた。
(3)受検申請者数は1,563名(1級55名、2級277名、3級1,231名)となった。前年差▲253名・86%。
(4)前年度からの厚生労働省協議・承認に基づき、受検手数料(受検料)の改訂を行った。
1級学科8,900円 (旧8,900円) 1級実技23,000円 (旧19,000円)
2・3級学科8,000円(旧7,500円)2・3級実技5,800円(旧5,000円)
総括
・企業、学校共に経営環境に対応し、変化、多様化が進んでいるが、国家資格試験であることから、 必要以上に保守的、硬直的に運用しており、結果、受検者増加の柔軟な対応が不充分となり、年々受検者数が減少し、赤字構造となってしまっている。
・FCM資格取得者の活躍、企業、学校におけるFCM活用に関する効果が事務局として把握できていないため、よい効果も散発的な発信となり、継続性、波及効果が不充分で、根付いているとはいえない。
・FCM学習のため、公式テキスト及び過去問解説集を発刊しているが、それを手に取っていただく工夫や仕組みが未整備であるため、販売数が伸びていない。
2.普及事業
(1)FCM公式テキスト第4版の執筆・編集を進めた。
指定教材となっている専門学校等もあるが、受検者減により購入数も減少しているため、指定教科以外の学生に対するプロモーション及び加盟企業への業務テキストとしての購入呼びかけ等を行った。
(2)日本トレーニング指導者協会(JATI)との共同企画を継続実施した。(トレーナー専門資格とフィットネスマネジメント技能士資格のダブルライセンス)
(3)公共運動施設の運営団体である公益法人等に対して、FCM学習及び資格の認知促進を実施したが、反応は薄かった。一方未だ活用されていない加盟企業への個別働きかけは数社で実働に結び付いている。
(4)技能士会の拡充
計画に沿い、技能士サイトの情報アップデートを丁寧に行うシステムに改良して情報の実効性を高めると共に、全技能士約2,800名に対して、7月、8月各種案内をメール発信した。
3.次年度に向けた準備
試験事業の抜本的構造改善を企図し、受検機会を大きく増やすため、CBT(コンピュータ)試験の導入を計画し、2025年度の利用開始に向けた準備を行った。
【定款第1章第4条第7号関連事業】(収益事業)
「その他会員相互の情報の交換及び各社の繁栄に寄与する事業」
1.総会付帯催事開催
2024年6月17日(月) AP東京八重洲
〇 FIA総会特別講演 参加者数:96名
「健康保険組合の保健事業を取り巻く環境について」
~フィットネス体力テストへの期待~
健康保険組合連合会が健康診断と体力診断を組み合わせるFIAの提言に賛同し来年度に向けた試行事業を開始することを受けて、健康保険組合の保健事業を取り巻く環境や、被保険者の健康増進への取り組みについて、フィットネス体力テストへの期待と連携に触れた講演を行った。
講演者 ●健康保険組合連合会 参事(保健担当) 小松原 祐介氏
〇会員交流会 参加者数:140名
①会長挨拶
②来賓ご挨拶
スポーツ健康産業議員連盟 会長 衆議院議員 遠藤 利明氏
スポーツ健康産業推進議員連盟 事務局長 衆議院議員 牧原 秀樹氏
経済産業省ヘルスケア産業課 課長 橋本 泰輔氏
厚生労働省健康課 課長 山本 英紀氏
スポーツ庁健康スポーツ課 課長 和田 訓氏
健康保険組合連合会 参与 小松原 祐介氏
③新規入会企業紹介
~歓談~
2.「新春の集い」開催
2025年1月28日(火)AP東京八重洲
第一部 新春基調講演 参加者数:120名
「急激に変化する社会の未来予想図」これからの日本社会のあり様とその先の健康産業への期待
前法務大臣 前スポーツ健康産業推進議員連盟 事務局長 牧原 秀樹氏
第二部 FIA賀詞交歓会(会員交流会) 参加者数:171名
① 会長挨拶・フィットネス体力テストデータ分析概要紹介
② 来賓挨拶
○ 経済産業省 ヘルスケア産業 課長 橋本 泰輔氏
○ 厚生労働省 健康課長 松岡 輝昌氏
○ スポーツ庁 健康スポーツ課長 中村 宇一氏
○ 前スポーツ健康産業推進議員連盟 事務局長 牧原 秀樹氏
③ 新規入会企業紹介
~歓談~
【定款第1章第4条第8号関連事業】(公益事業)
「国民の健康増進に寄与することを目的としたキャンペーン及びイベントの開催」
1. FIAマスターズスイミング選手権大会の開催
前年度秋の大会を登竜門大会から競技会へ進化させ、春大会とセットにした処であったが、2024年秋は会場の都合により開催を見送り、2025年3月の春大会のみとした。
(1) FIAマスターズスイミング選手権2025春季関東大会
開催日:2025年3月8日(土)・9日(日)
会場:千葉県国際総合水泳場(新習志野)
エントリー実績:625チーム 2,453名(女子1,188 男子1,265)
種目数:個人3,967種目 リレー351種目 エントリー数はコロナ禍前の水準を回復した。
世界記録15レース,日本記録41レース,大会記録99レース など好成績が続いた。
1日目 ミズノ協賛イベント「星奈津美氏ストレッチ教室」
開始式出席理事:岡本理事・尾崎理事・山崎理事・花房会長・吉田専務
ゲスト:日本マスターズ水泳協会 会長 高橋 繁浩様
2日目 出席理事:室田理事・花房会長・吉田専務
団体表彰 1位:ティップネス大泉 2位:宇都宮MEC 3位:ルネサンス西国分寺
※来春(2026年3月14日(土))は水泳場改修工事影響により1日開催となっており、募集及び運営方法について実行委員会で検討する。
※秋季関西大会は本年9月23日(火・祝)、京都アクアリーナにて開催予定
【定款第1章第4条第9号関連事業】
「その他本協会の目的を達成するために必要な事業」
1. 定時総会の開催
2024年6月17日(月)
第37回定時総会を開催。以下の議案につき報告し各決議・承認した。 (於:AP東京八重洲)
2023年度事業報告・決算及び監査報告、2024年度事業及び収支計画
役員(理事監事)選任
出席:会場出席22 / 委任状出席69 合計 91社(議決権数97)
2.理事会の開催 (於:AP東京八重洲・7月AP丸の内)以下の通り、理事会を開催した。
第228回 2024年 5月 24日 総会議案議決・役員選任案など
第229回 〃 6月 17日 会長・副会長・専務理事選任
第230回 〃 7月 12日 プロテイン有害記事への申入れ・アンチドーピング宣言同意など
第231回 〃 9月 13日 アジア競技大会協力・ヘルスケアガイドライン更新など
第232回 〃 11月 15日 事業責任者会議設置・検定受験手数料改訂など
第233回 2025年 1月 28日 女性スペース安全安心確保法案・厚労省提出検定次年度計画承認など
第234回 〃 3月 21日 カスタマーハラスメント対応基本指針採択など
3.FIA加盟企業施設認証制度登録促進
2020年2月より実施を開始した消費者による安心・安全クラブの視認を目指して発足させた施設・運営基準合致施設に対する、認定証・ステッカー交付制度の促進を継続した。
2024年度末現在の認証 64社、3,702施設。(年間の増加 3社 111施設)
4.業界団体としての組織内及び対外活動
(1) アンチドーピング宣言への参加
2024年7月9日スポーツ庁並びに日本製薬団体連合会が行った「スポーツにおける医薬品の不適切使用の防止共同宣言」に賛同者として調印式に参加すると共に加盟企業に啓発ポスターデータを配信した。
(2) 政治・行政への働きかけ及び連携
スポーツ・健康産業推進議員連盟を介して、フィットネス体力テストの社会普及による国民の健康度向上の可能性をアピールするとともに、その延長線上の国策である『健康寿命の延伸』への貢献性の周知を図った。
(3)事業責任者会議の設置
①フィットネスクラブの現場が抱える課題に関する情報を収集し、会員への共有を図ると共に、今後FIAが加盟企業の事業発展に寄与する取り組みや発信すべき提言の策定等に繋げるための分科会として、施設運営全体の責任者レベルの交流の機会創出を兼ねて設置した。
②加盟正会員企業へ呼び掛け17社が参加
③第1回 2024年12月5日 第2回2025年3月6日 会議開催。
5.会員拡充のための活動
(1)SPORTEC会場にブースを設置し、協会の概要並びに活動の紹介を行った。
(2)健康経営企業制度などを契機とした正会員入会問い合わせなど、FIA加盟ならではの価値を見致す事例が出始めた。
6.本協会顧問弁護士による無料法律相談の実施(随時実施)
加盟クラブの要望に応じ、本協会顧問弁護士による無料法律相談を随時実施し、法的根拠に基づくアドバイスを提供した。
7.フィットネス体力テスト事業の企画・推進
FIA加盟クラブの事業延伸を目的とする本事業の取り組みにあたっては、成人79歳までの体力テストを実施可能とする開発、そして測定実施効率を向上させるための開発を完了させ、幅広い年齢層に対する体力測定実施機会を拡大する準備を整えた。
(1) 健康保険組合連合会加盟(被保険者2,900万人)の健保組合への活用を促すための体験会を実施。
・山形県支部 ・宮城県支部 ・千葉県支部 ・東京都支部 ・大阪支部 以上の各健保連都道府県支部主催の体験会を5会場で実施。 延べ300名の健保組合担当者が参加。
(2) 東京都の健康増進の取り組みにおけるフィットネス体力テストの活用を行った。
(3) 本事業に関する各社取組状況を会員企業に共有するための週次報告・月次報告配信を行った。
(4) 主に理事企業各社を中心としたフィットネス体力テスト実行委員会を継続して運営し、事業展開促進の検討の場とした。
以 上
決算書
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