去る6月8日にyahoo Newsにて、プレジデントオンラインよりフィットネス事業者の社会的信頼性・安全性を大きく毀損する内容の記事が掲載され、FIAとして記事を掲載したプレジデント社に対して不服の申し立てを行いました。その後、数次の往来を経て正式な回答を同社より得、当協会も最終の意見表明を行いましたので、ご報告申し上げます。

（１）問題として取り上げた記事
6月8日yahoo Newsに掲載された『フィットネスクラブで怖い腎臓病が増加中…健康と美容のために
摂取するとかえって”死を早める粉”の正体』と題された記事。

Web上の元記事は下記URL（プレジデント社「President online」（要会員登録））

該当する記事は以下のURLから確認いただけますが、全文確認には一定の手続きが求められます。
https://president.jp/articles/-/82017?page=1

尚、FIA会員の方はこの赤字をクリックして全文を確認ください。（会員専用サイトへログイン必要）

（２）FIAでは即、プレジデント社に対して不服申し立てを行ったが、その後本記事は6月14日に『フィット
ネスクラブでの過剰摂取に要注意…健康と美容のために摂取するとかえって”死を早める粉”の正体』と、
表題をわずかに修正した対応にとどまった。

（３）上記を受け、当協会の要請に対する真摯なる回答を同社代表取締役社長名の文書で示すよう再度対応を求めた。
プレジデント社記事再申入れ

（４）プレジデント社からの回答

（５）プレジデント社回答に対するFIAの最終申し入れ文書

以上、本件についての論点は医師の主張内容の是非ではなく、それを記事として掲載する
プレジデント社に対するものということ、具体的には“フィットネスクラブで怖い腎臓病が
増加中“という表題の事実を裏付けるエビデンスの提示を求めるという当業界のスタンスを
明確に示す必要性に沿った行動であるという認識の上で、申し立てを行いました。

FIAとしては今後も、このような業界の発展に対して不利益となる課題に対しては
毅然として対応していく所存です。　　　　　　　　　　　会長　花房　秀治